その他の工法・工事
TFS工法(レトロフィットタイル張替え工法)
タイル表面に発生したひび割れ欠損、改修工事による足場継ぎ跡補修などの場合、様々な事情により、既存の壁面タイルとは不一致なもので張り替えられていることが一般的です。しかし、建物の価値を著しく下げてしまうことになります。
そこで、現状の壁にレトロフィットさせたタイルを製作し、張り替えを行うのがTFS工法です。小ロットでも対応できます。擬似色タイルを製作して補修するため、全く違和感のない状態に仕上げることができる工法です。
TFS工法の特徴
レトロ調な仕上がり(既存色タイル)
使い込まれたタイルは、長年にわたる紫外線劣化や汚れなどの蓄積により、当初とは程遠い色合いになってしまうのが一般的です。しかし、TFS工法では現在の壁面タイルに合わせるため、違和感のない状態にできるという特徴があります。
最小数で製作可能
製作最小数は100枚で、それ以上なら何枚でも可能です。必要な枚数を納入できるため、無駄がなくなります。
建物、構造物などの調査診断
足場、ゴンドラ、ブランコ高所作業車などを使用し、下記の手段で建物の調査を行います。
調査手段
目視、打診調査
熟練者による目視や打診専用ハンマーを使った調査。
内視鏡調査
低振動ドリルと内視鏡を併用する工法です。
低振動ドリル(内部洗浄効果)の使用により、穿孔箇所の内部状態および問題箇所の深さが目で確実に把握できます。
微細径Φ6.5mm穿孔径~Φ9.0mm穿孔径、深さL100mm~L1,000mmに対応。
赤外線調査
外壁の太陽受熱差をある地点で捉え、剥離部を赤外線映像装置で測定解析する手段です。
この調査は、調査用足場を使わずに、遠隔・広域で検出が可能なため、低コストで状況が把握できます。